引越し 安い時期

引越し料金の安いおすすめの時期や日時は?

格安で引っ越せる日を模索中

引越し料金は年間を通して同額ではなく、同じ荷物量で同一区間の引越しでも、料金は時期によって変動しています。

一年の間で安い時期や高い時期があり、更に、安い日、曜日、時間帯などがあるのです。

できれば安い時期に、それが無理でも、できるだけ安い日時や曜日を選んで引越し料金を節約したいもの。そこで引越し料金が安い時期や日時について、詳しく調べてみました。

引越し件数が多い時期とは?

当然ですが、引越し料金は引っ越し件数が多い時期は高くなり、少ない時期は安くなります。(件数が多く忙しい繁忙期は引越し業者のトラックも人員も不足します)

国土交通省によると(全日本トラック協会による大手引越事業者6者へのヒヤリング結果)、平成28年度の引越件数は次のグラフの通りとなっています。

平成28年度における大手引越事業者6者の引越件数

このグラフを見ると、年間の引越しは3月と4月が圧倒的に多く、5月〜2月を通常とすれば3月は2.5倍、4月は2倍弱の件数が集中していることがわかります。

人事異動、入学のタイミングが重なる為、特に3学期終業式直後から入学式直前にあたる、3月下旬から4月上旬は年間で最も引越し件数が多い時期となっています。

これだけ引越し件数が多ければ、料金が高くなるだけでなく、トラックや作業員の確保も厳しくなる為、予約そのものが難しくなるのがわかります。

参考⇒引越しの予約・見積もり依頼の時期はいつから、いつまで?最適なタイミングは?

反対に引越し件数が一番少ないのは1月、次いで11月となっています。

引越し料金の年間推移について

見積もり金額を計算する引越し業者

では引越し料金は月によってどれくらい変動するのでしょうか?

具体例として、Yahoo!知恵袋の「引越し」カテゴリのカテゴリマスターである「引越屋さん(旧twinkle19611117さん)」という方の回答が非常にわかりやすく参考になったので引用させていただきます。

引越業界には繁閑指数というのがあります。
おおむね、前年を見て適宜更新されています。

繁閑指数は、

6月〜7月第2週、9月〜12月の第2週までを「100」とした数値です。

数値が小さいほど、引越件数が少なく割引が大きくなります。大きくなると、割引が少なくなったり、なくなったり、割増料金がかかります。

では、各月毎の繁閑指数を提示します。

1月 30

2月 35

3月1日〜3月19日 350

3月20日〜4月5日 1150

4月6日〜4月第3週 350

4月第4週〜5月第2週 450

5月第3週〜5月末 200

6月〜7月第2週 100

7月第3週〜7月末 300

8月第1週〜8月第3週 200

8月第4週 300

9月〜12月第3週 100

12月第4週 350

となります。

この表からもわかるように、最安値は1月〜2月、最高値は3月20〜4月5日となります。

(引用元: Yahoo知恵袋〜引越し業者の料金について

上記の繁閑指数によると、最高値の3月20日〜4月5日は最安値である1月の【38倍】、2番目に高い 4月第4週〜5月第2週は【15倍】の料金になるということです。

いかに4月の人事異動と入学・入社シーズンに合わせた引っ越しの料金が高額かを証明しています。

そして、一年の中で引越し料金が最も高くなる超繁忙期3月の比較的安い日は3月1日〜3月19日の平日となります。

※引っ越し難民にならないために〜「繁忙期は早めに見積もりを依頼する」

繁忙期における引越し業者の人員不足は加速しており、超割高料金に加え引っ越しの予約ができないため、引っ越せない「引越し難民」も急増し社会問題にもなっています。

スケジュール調整ができる方は3月20日〜4月5日を避ける、大型家具はヤマトの家財宅急便+ダンボールは宅急便またはゆうバックを利用するなどの工夫も必要になってくるかもしれません。

いずれにしろ、繁忙期の引っ越し見積もりは余裕をもって早めに依頼が鉄則です。

大手引越し業者(サカイ)の見積もり相場の高い月と安い月を比較

実際に引っ越しの繁忙期と閑散期では大手引越し業者の見積もり料金はどれくらい違ってくるのでしょうか?

日本一の売上高、作業件数を誇るサカイ引越センターの見積もり料金が一番高い月と安い月の料金相場の差をは以下の通りです。

<単身引越しの見積もり相場>

移動距離 最高値の月/料金 最安値の月/料金
同都道府県内 3月 / 69,569円 9月 / 40,945円
同都道府県外 3月 /116,146円 11月 / 74,619円

 

<家族引越しの見積もり相場>

移動距離 最高値の月/料金 最安値の月/料金
同都道府県内 3月 / 122,137円 1月 / 69,708円
同都道府県外 3月 / 232,978円 1月 / 99,665円

(参照:引越し侍

一番見積もり料金の高い「家族引越し(同都道府県外)」では高い月と安い月の差額が133313円で1.75倍になっています。

引越し料金の安い時期とは?

次に、実際の見積料金データを持っている引越し見積もり比較サイトの集計を見ていきます。繁忙期=引越し料金の高い時期、と考えられます。

引越し侍

引越し侍が集計した月別料金相場のグラフ

(出典:引越し侍〜引越し料金の相場が安くなる時期

このグラフを見ると

  • 引越し料金が高い時期:3月、4月

  • 引越し料金が特に安い時期:11月

となっていますが、3月と4月が特別に高く、それ以外(5月〜2月)は大体同じくらいであることがわかります。

SUUMO

SUUMOによれば、引越し見積もり料金の平均から

  • 繁忙期は3月〜4月

  • 通常期は5月〜2月

連休が続く5月の「ゴールデンウイーク」や9月の「転勤」シーズンなど、引越しが増えるイベントはありますが、繁忙期ほど件数が集中することはなく、影響は少ないようです。繁忙期と比べて、通常期での引越し料金は安い傾向にあるので、お得に引越しをしたいのならば、ぜひ狙いたい時期です。

(引用元:【SUUMO引越し】見積もり比較サイト

と分析しています。

ズバット

ズバットも

引越しは、3〜4月が繁忙期です。繁忙期の引越し料金は、通常期と比較すると30〜50%ほど高くなるのが一般的です。 (引用元:ズバット 引越し比較/見積りサイト

と料金相場が高くなる繁忙期は3月〜4月としています。

価格コム

価格コムも

繁忙期(3月〜4月)は新生活などに向けた引越しが多く発生し、引越し業者の予定が埋まりやすい時期です。

トラックや作業員が不足するため予約がとりにくく、引越し料金は高くなります。

価格.comでの集計結果も通常期と比べ10,000円〜100,000円ほど割高です。

(引用元:価格.com - 引越し費用・料金相場

と料金相場の高くなる繁忙期は3月〜4月としています。

上記の通り各大手見積もり比較サイトでも、見積料金平均データから、3月〜4月が引越し料金の高い時期で、それ以外の通常期は安い時期であると分析しているのがわかります。

引越し料金が安い日時について

平日の午後便が格安!

次に引越し料金が安くなる日時(日時による料金差)についてくわしくみていきましょう。

土日祝日

一般的に仕事が休みの土曜日、日曜日、祝日は料金が高くなります。

ただし、日曜日の午後や祝日の午後は、翌日が仕事の為、少し安くなることがありますので、遅い時間帯迄作業しても構わないという人は、午後を条件に値引き交渉してみるといいでしょう。

午前中

同じ日なら午前中が高く、午後便やフリー便の方が安くなります。

ただし、午後便は開始が想像以上に遅れたり、搬入終了が夜遅くなる可能性も否定できない為、翌日に時間的余裕がないなら、やはり午前便がおすすめです。

月末

賃貸マンションやアパートの二重家賃を避けるために、月末に引っ越し希望が集中する傾向があります。特に月末の週末は人気が高いので予約がとりにくく、料金が高くなることも。早めの予約が肝心です。

六曜

引っ越しは新生活を始める日でもある為、六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)にこだわる人は、結婚式ほどではないにせよ、少なくないようです。

特に土日の大安は人気がある為、希望者が多ければ料金が高くなることもありえます。とはいえ、六曜によって設定料金に差をつけている業者は少ないでしょう。

以上、まとめると、引越し料金が高くなる日時は

  • 月末

  • 土日祝日

  • 午前中

  • 大安

です。

逆に上記を避ければ、つまり人が希望しないタイミングを選べば、引越し料金を安く出来るということです。特に平日や午後便、おまかせフリー便なら、大きく値引きしてくれる業者は少なくありません。

安い日に関する引越し業者の回答は?

引越し業者のよくある質問ページで「引っ越し料金の安い日」に関する回答もチェックしました。

 アート引越センター

日時や曜日によって料金は異なりますか?
お引越し料金は同じですが、「値引」や「割引」の幅が違ってきます。混み合っていない平日のお引越しの場合、お得にお引越しができます。
引越し費用を抑える方法を教えてください。曜日や六曜、日時によって料金差はどれくらいありますか?
繁忙期の3月、4月のほか、月末、金・土・日曜、祝日、大安などは引越しの予約も多くなりますので、お値引きがしづらくなります。逆にそれ以外の日にちに関しては、大幅なお値引きも可能となりますので、料金を重視する方は平日のお引越をおすすめいたします。

 

 サカイ引越センター

曜日や六曜、日時によって料金差はどれくらいありますか?
金・土・日曜、祝日、大安などは引越しの予約も多くなっておりますので、お値引きがしづらくなっております。逆に上記以外のお日にちに関しては、大幅なお値引きも可能となりますので、料金を重視する方は平日のお引越しをおすすめいたします。ただ3月4月は繁忙期となりますので、こちらもお値引きがしづらくなっております。

 

 日通

引越料金が安い日はありますか?
引越しについては、旅行等と同じように需要の多い少ないにより料金が左右されます。地域の事情によっても違うので一概には言えませんが、一般的に、引越し件数の多い日(「金・土・日・祝」および「月末・月初」)、および3月下旬から4月上旬は、割引率(額)が少ない傾向があります。

特に、3月下旬は1年で最も引越需要が多いため、希望日程で引越しを行うことも難しい場合があります。

なお、割引きの他にも、期間によってはお得に引越しできるキャンペーンを実施している場合がありますのでご確認ください。

 

 アーク引越センター

引っ越し料金が安くなる日はありますか?
あります。毎月1日〜20日までの大安、土・日・祝日を除く日は特別割引を実施しておりますので、引っ越しお得日カレンダーを参照ください。

引越し業者のお得日カレンダーも参考に

引越し業者によっては、割引率の高いお得な日をカレンダー形式で掲載しているところもありますので、安くなる日をチェックしておきましょう。

サカイ引越センター
「お得な引越カレンダー」
アーク引越センター
「引っ越しお得日カレンダー」

格安に引っ越せる日がわかるサカイのカレンダー

格安に引っ越せる日がわかるアークのカレンダー

家賃の値下げやフリーレントを狙って引っ越す

格安物件を探す男性

引っ越しに関わる料金を安くするという意味では、新居の家賃支出を抑えるのも一つの方法と言えます。

賃貸物件の家賃にも引越し同様、高い時期と安い時期があります。

特に春の引越しシーズンを過ぎると入居希望者が極端に減少する為、たとえ条件がよい物件でも空いてしまうことがあるのです(大体5月〜8月頃)。

空き期間は家賃収入がゼロになる為、貸主は敷金礼金の値下げ、家賃●ヶ月無料キャンペーン(フリーレント)等、実質値下げしてでも入居者を確保しようとします。

もしこの時期に引越し先の物件契約が可能であれば、家賃支出を抑えて家計全体の節約につながります。

入居者の多い月か少ない月か、は賃貸情報サイトの月別の賃貸物件成約数の推移も参考になります。

<成約数および前年同月比の推移(首都圏)>

月別賃貸物件成約数の推移(アットホーム)

(引用:アットホーム

グラフを見ると5月〜9月、11月が成約数が少なく、最も成約数の少ない月は8月になっています。つまり、8月がもっとも家賃が安くなる可能性がある月といえそうです。

まとめ

ここまで調べてみた引越し料金の安い時期や高い時期、日時をまとめると

  • 引越し料金相場は時期による変動が大きい

  • 3月〜4月(特に3月20日〜4月5日)は料金が高い

  • 5月〜2月は料金が安い

  • 月末、土日祝日、午前中は料金が高い

  • 大安の土日祝は人気が高い(料金が高くなる可能性がある)

となります。

これをふまえ自分の引越し予定でも可能な時期や日時の検討と業者との値下げ交渉をすることがが、引越し料金を節約するポイントになるでしょう。

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