引っ越し ダンボールのみ

ダンボールだけの引っ越しを格安にする方法とは?

安い引っ越し料金に大満足!

引っ越しと言えばトラックで家財道具一式を運ぶというイメージがあります。

でも、実家を出て一人暮らしを始める、単身赴任、離婚や別居、会社の独身寮に入寮、家具家電付不動産への入居など、事情はそれぞれですが、引越しの荷物がダンボールのみ、大型家具家電等が無い引っ越しをする人もいます。

このように引越しの荷物がダンボールのみの場合、宅配便で送る方が普通の引越し(単身パックも含めた)より安いこともあります。

そこで、

  • 宅配便大手の「ゆうパック」と「クロネコヤマトの宅急便」どちらが安いのか?

  • 「単身パック」と「宅配便」なら、どちらが安いのか?

  • 宅配便にはどんなメリットやデメリットがあるのか?

等についても調べてみました。

 

※本ページはプロモーションが含まれています。

 

引っ越し用ダンボールのサイズは?

運びやすいダンボールのサイズとは?

ダンボールには様々なサイズがありますが、引越しに使いやすいのは一般的に120サイズ(幅、奥行、高さの合計が120p程度)またはMサイズ、と言われることが多いようです。

各引越し業者にはオリジナルダンボールの用意があり、依頼すれば、引越しに最適なサイズのダンボールを用意してもらえます(有償又は契約プランによっては無料)。

以下は、宅配便大手のゆうパック、クロネコヤマトで販売されている120サイズ相当のダンボールと日通やヤマトが単身パックで使う120サイズ相当のダンボールのサイズです。

ゆうパック
ダンボール(特大)
幅445×奥行345×高さ340mm(3辺合計1130mm)
ヤマト運輸
クロネコボックス(12)
幅460×奥行320×高さ290mm(3辺合計1130mm)
ヤマトホームコンビニエンス
ダンボール(小)
幅430×奥行350×高さ310mm(3辺合計1090mm)
日通
ダンボールMサイズ
幅517×奥行343×高さ343mm(3辺合計1203mm)

※ゆうパックの特大サイズと、ヤマト運輸の12サイズ、ヤマトホームコンビニエンスの小サイズ、日通のMサイズが「120サイズ」に該当します。

必要なダンボールの数は?

ダンボールに中身や転居先で運ぶ場所を書いておこう!

単身引越しで必要なダンボール数はどれくらいでしょうか。

荷物の量にもよるので一概には言えませんが、一人暮らしの場合、ダンボール(120サイズ)の数は10個〜15個程度で、衣類や雑貨の量が多い人でも20個あれば、たいていはおさまると言われます。

その他、冷蔵庫や洗濯機、ベッドが有るか無いかとなります。

尚、「SUUMO引越し見積もり」によると、見積もりの依頼時に入力されたダンボールの個数は、単身者の場合、10個(72.3%)、15個(14.0%)となっています。

また新居の間取りがワンルームの人は「10個」(79.4%)、1K・1DKの人は「10個」(73.5%)という回答が最も多いそうです。

このことからも、単身者の引越し荷物はダンボール(120サイズ)が半数以上の人は10個程度、最大で20個あれば足りるのではないかと予想されます。

宅配便の配送料金は?

ゆうパックのホームページ(運賃計算)

単身者がダンボール(120サイズ)を10個又は20個をゆうパックとヤマト宅急便で送った場合、それぞれいくらかかるのか料金を調べてみました。

ヤマト宅急便120サイズの運賃(重さは15kg迄)

 

距離 ダンボール数 料金
東京ー東京 10個 (1460円−100円)×10個=13600円
東京ー東京 20個 (1460円−100円)×20個=27200円
東京ー大阪 10個 (1560円−100円)×10個=14600円
東京ー大阪 20個 (1560円−100円)×20個=29200円

※料金は税別。基本運賃は東京ー東京1460円/東京ー大阪1560円

※同一の届け先に、同時に2個以上の荷物を送る場合は1個につき基本料金から100円割引。

※直営店に直接荷物を持ち込むとさらに1個につき100円割引。

※箱の各サイズについて重量の制限が定められており、これを超過すると次のサイズの料金として扱われる。(120サイズは15kg迄/140サイズは20kg迄/160サイズは25kg迄)

ゆうパック120サイズの運賃(重さは25kg以下)

 

距離 ダンボール数 料金
東京ー東京 10個 (1500円−60円)×10個=14400円
東京ー東京 20個 (1500円−60円)×20個=28800円
東京ー大阪 10個 (1660円−60円)×10個=16000円
東京ー大阪 20個 (1660円−60円)×20個=32000円

※料金は税別。基本運賃は東京ー東京1500円/東京ー大阪1660円

※同一の届け先に、同時に2個以上の荷物を送る場合は1個につき基本料金から60円割引。

※事業所の郵便窓口に、荷物を持ち込むと、さらに1個につき120円割引。

上記のように具体的に比較してみると、

料金について

ダンボールの数が少なければ、料金にあまり差がでないが、ダンボール数が多くなると複数割引の差(1個につきヤマト-100円vsゆうパック-60円)が大きくなり、ヤマト宅急便がかなり安くなる。

また、運搬距離における差額は運搬先エリアによって異なります。

  • 東京ー東京⇒ヤマト宅急便1460円−ゆうバック1500円=1個あたりの差額40円
  • 東京ー大阪⇒ヤマト宅急便1560円−ゆうバック1660円=1個あたりの差額100円
  • 東京ー福岡⇒ヤマト宅急便1860円−ゆうバック1833円=1個あたりの差額27円
重さについて

ヤマト120サイズは15kg迄、一方ゆうパック120サイズは25kg以下迄となており、ゆうパックの方が1個につき10s多く詰め込める。

従って、重い荷物(書籍、食器など)が多い場合はゆうパックの方がおすすめ。

となります。つまりまとめると、

  • ダンボールの数が多いほど、ヤマト宅急便の方が複数割引の差額分安くなる

  • 運搬先エリアによってヤマト宅急便VSゆうパックの1個あたりの運賃差は異なる。

  • ただし、重いもの(書籍d等)が多いなら許容重量が多いゆうパックの方が安くなる

となるのではないでしょうか。

ダンボールだけの引越しなら単身パックと宅配便どっちがお得?

安い料金で引っ越す方法を考える男性

では「日通の単身パック」や「ヤマトの単身引越サービス」のようなコンテナボックスを利用する引越しサービスと、宅配便はどちらが安いのでしょうか。

(単身パックは日通の登録商標の為、他社は同様のコンテナボックス利用の引越しプランに別の名称をつけています。以下では単身パックで統一します)

実際に運べる120サイズダンボールの量と料金を比較してみました。

単身パックの料金と積めるダンボールの数

単身パックでダンボールだけを引っ越す場合の積載最大個数と料金は以下の通りでした。

プラン BOXの容量と内寸 積める数 料金
日本通運
単身パックL
1.83m3
W108×D104×H175cm
30個 東京-東京:18000円
東京-大阪:28000円
日本通運
単身パックS
1.23m3
W108×D74×H155cm
16個 東京-東京:17000円
東京-大阪::25000円
クロネコヤマト
単身引越サービス
1.83m3
W104×D104×H170cm
28個 東京-東京:17000円
東京-大阪:28000円
クロネコヤマト
単身引越サービスmini
1.40m3
W51×D34×H33cm
22個 東京-東京:16000円
東京-大阪:25000円

※日本通運とヤマトホームコンビニエンスが単身パックで用意している120サイズ相当のダンボール(ヤマトダンボール(小)/日通ダンボールM)のサイズで計算しました。

※積載可能なダンボールの数の計算式は以下の通りです。

  • 単身パックL⇒横3個×奥行2個×高さ5個=30個
  • 単身パックS⇒横2個×奥行2個×高さ4個=16個
  • 単身引越サービス⇒横2個×奥行2個×高さ5個+横2個×奥行1個×高さ4個=28個
  • 単身引越サービスmini⇒横2個×奥行2個×高さ4個+横2個×奥行1個×高さ3個=22個

(ヤマトの単身引越サービスは奥行3列目のダンボールの側面を底面として計算)

単身パックと宅配便の料金を比較

上記をふまえ、120サイズのダンボールを10個、20個、30個、運ぶ場合の単身パックと宅配便(ヤマト宅急便とゆうパック)の料金を比べてみました。(赤が最安値)

業者 ダンボール10個 ダンボール20個 ダンボール30個
ヤマト宅急便 13600円 27200円 40800円
ゆうパック 14400円

28800円

43200円

単身パックS(16個迄) 16000円

単身引越サービスmini(22個迄) 14000円

14000円

単身引越サービス(28個迄) 15000円

15000円

単身パックL(30個迄) 18000円

18000円

18000円

※単身パックは日通・ヤマトどちらもWEB割引2000円引きを適用した場合の料金です。

※ヤマト宅急便はクロネコメンバー割(ヤマト運輸独自の電子マネー)を利用すればさらに、10%割引となり、13600円⇒12240円に。

(クロネコメンバーズの会員登録で発行される電子マネーカードは入会費・年会費・初回発行手数料がすべて無料で利用できるのでおすすめです)

10個以下ならヤマト宅急便、20個以上は単身パックが断然安い!

上記を見ると、

  • ダンボール10個なら宅急便
  • ダンボール20個以上なら単身パック

が安い、ということがわかります。

(ただし、通常期の単身引越サービスminiに早期割引、平日割引を適用させれば最安値となりますので、厳密にいうと9個までなら宅配便が安いといえるでしょう)

ただ、単身パックは繁忙期(3月、4月等)に料金が加算されます。

  • 日通単身パック⇒3/22〜4/5までの期間は1BOXにつき+5000円
  • ヤマト単身引越サービス⇒3/20〜4/10までの期間:1BOXにつき+5000円

単身パックの料金についてはこちらも参考に⇒単身パックの料金と運べる荷物の量を比較

宅急便は時期による値上げはありませんので、ダンボールだけ10個程度(もしくは近距離)の引っ越しを検討しているなら、単身パックも含めた普通の引越しの見積もりと、宅急便の料金を比較して、安い方にするのが一番節約になると思います。

 単身パックより安い引越しプランが見つかるかも!

ベッドや大型冷蔵庫など、単身パックのコンテナボックスに入らない大型の荷物がある場合や近距離の引っ越しの場合は他の引越し業者の格安単身プランと比較したほうがいいでしょう。

特に近距離の引っ越しでは格安プランを用意している業者は少なくなく、単身パックが最安値だとは限りませんので、一括見積もりで複数業者から見積もりをとり比較するのがおすすめです。

引越し一括見積もりサイト

引越し業者の見積もりは最大50%もの差が出るそうなので、少しでも安く引っ越したいなら、見積もり比較は重要です。

安心の大手から地元で人気の優良業者まで260社以上の中から希望の業者に見積り依頼でき一番安い業者を簡単に見つけることができます。

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宅配便を引越しに利用するメリットとデメリット

メリットとデメリット

宅配便にはそもそもどのような特徴があるのでしょうか。

引っ越しに利用するなら知っておきたいメリット、デメリットについてご紹介します。

宅配便のメリット

  • 引越し業者と異なり時期や曜日によって料金が高くなることはない。

  • 見積もりが必要ないから即引越しできる。

  • ダンボールの数が10個程度であれば遠距離が格安。

  • 希望日に集荷に来てもらうだけ。

  • 複数個割引あり。

  • 日時指定が可能。

宅配便のデメリット

  • どんなに近距離でも到着は翌日以降(集荷・配達ドライバーが別)。

  • 積み替え作業が多い為、破損のリスクが高まる。
    ⇔引越し業者は取扱いが丁寧・割れ物が多いなら心配が少ないと言える。

  • ダンボールの大きさ・重さに制限がある。

  • ダンボールの個数が多いと割高になる。

  • ダンボールの数が多いと搬出が大変・搬入も玄関渡し。
    ⇔引越し業者は指定した部屋別に搬入してくれる(荷解き作業が楽)。

宅配便は玄関渡しですので、ダンボールの個数が多いと、各部屋へ自分で運ぶのは案外手間がかかるもの。特に2階の部屋へ階段で持っていく場合、運ぶだけでもかなりの負担です。

単身パックをはじめ、一般的な引越しプランなら、作業員がダンボールは各部屋へ運んでくれますから、すぐに開梱作業にとりかかれます。

宅配便をダンボールのみの引越に利用する場合、ダンボールの数が少なめな方が、料金の節約にもなり、手間もそれほどかからないと言えそうです。

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荷物の量や距離(近距離または長距離)、時期によって最安値となる引っ越しプランや業者、方法は異なりますので、あなたの引っ越しに合った格安な方法を見つけて下さい。

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